なぜ今、Power Platformを学ぶ必要があるのか?どんなメリットがあるのか?
また初心者は、どのようにPower Platformを学習していけばよいのか?
そのような疑問を持っている方もいると思います。
この記事では、なぜPower Platformを学ぶのか?Power Platformを学ぶメリットとともに解説し、初心者が学習する方法についても紹介します。
- Power Platformを学ぶメリット
- 初心者がPower Platformを学習する方法
- パワ実がどのようにPower Platformを学習したか
Youtube動画で見たい方は、こちらからどうぞ!
なぜPower Platformを学ぶのか?
まずは、Power Platformを学ぶメリットを紹介するね。
Power Platformを学ぶメリットの中で、特に私が大きいと思う3つをあげました。
- 自分の仕事に役立つ
- スキルアップできる
- 今後ローコードの需要は高まる
1.自分の仕事に役立つ
Power Platformによる業務の効率化や、データ利活用をすることで、より生産的な仕事に注力することができます。
Power Platformは、Office365や、Microsoft365ライセンスに含まれている場合もあるので、これらのライセンスを保有している職場では、新たな導入コストもなく、すぐ使うことができると思います。
2.スキルアップできる
プログラミング等の学習に比べると、ローコードであるPower Platformは多少学びやすいと思います。
そしてPower Platformのスキルを習得することで、現在の仕事に役立てられるだけでなく、転職でも有利になると思います。
転職でのステップアップも考えている人は、Power Platform学習は、リスキリング等での選択肢の一つとなるのではないでしょうか。
パワ実が実際に、未経験からITコンサルに転職したときの活動については、以下の記事を参考にしてください。
3.今後ローコードの需要は高まる
IT分野を中心とした調査・助言を行う企業であるガートナーは、2025年までに、企業が開発する新規アプリケーションの70%にローコードまたはノーコードテクノロジーが用いられるようになると予測をしています。
Microsoftは、ローコードのリーダーとなる企業の一つと認められており、Power Platformは、今後GPTベースのCopilot等、AI技術の連携も含めますます重要が拡大していくことが考えられます。
今後需要が高まる可能性があるPower Platformのスキルを身につけることは、自分の市場価値を高める上でも意義があると思います。
パワ実の経歴
- プログラミング未経験から、独学でWebアプリ開発(Python/Django)
- IT部門のDX推進担当として、Power Platformを学ぶ
- Power Platformのスキルを活かし、ITコンサルに転職
パワ実はもともとプログラミング等での開発は未経験でしたが、自分の家事を管理するアプリを作ってみたいと思い、独学でWebアプリ開発の勉強をしました。
これはPowerAppsのアプリ開発で紹介している、家事管理アプリの元となったアプリです。
この独学でのアプリ開発経験で、設計、実装、テスト自動化、AWSへのリリース、Githubへの公開等まで行いました。
そしてこの経験が、現在の仕事であるDX推進担当としてPower Platformの推進を行う上で、大いに役立っています。
そしてこれまで身につけたPower Platformのスキルを活かし、今度ITコンサル会社に転職することになりました!
初心者の学習方法は?
これらの経験を踏まえて、初心者向けの学習方法は次のような手順が良いと思います。
- Power Platformのハンズオン研修を受ける
- 自分でPower Platformを使った開発をする
- 分からないところは、人に聞いたり、本やネットをみる
1.Power Platformのハンズオン研修を受ける
プログラミング等が未経験の初心者である場合、初めにPower Platformのハンズオン研修を受けることをおすすめします。
例えばMicrosoftが無料で開催している、Power Platform Onboarding Center等を受講したりすると良いかと思います。
2.自分でPower Platformを使った開発をする
ハンズオン研修を受けたら次に、自分で何かしらPower Platformを使った開発をしてみます。
スキルアップの一番の近道はとにかくPower Platformを使ってみることです!
自分の業務のちょっとした作業でも良いですし、私のように趣味の家事管理アプリ等を作ってみるのでも良いと思います。
何でも良いので、Power Platformを使った開発に挑戦してみましょう!
3.分からないところは、人に聞いたり、本やネットをみる
また実践の中で分からないところは、人に聞いたり、本やネットを見て調べて、知識を増やしていくことが重要です。
私は現在の仕事で初めてPower Platformを知り、1から学びましたが、Webアプリ開発を経験しているため、おそらく全くの初心者よりは習得が楽だったと思います。
Power Platform初心者の中には、プログラミング未経験の方も多いと思います。
そういった場合、操作の中でわからないことが多く出てきて、自分だけでは解決できない場合も多々あります。
その場合は、やはり身近にPower Platformについて聞ける人がいないと、厳しいかと感じます。
上司や同僚等、周りにPower Platform経験者がいる場合は、わからないところを聞いてみるのが良いと思います。
あとは会社で、Power Platform開発支援をしてくれるコンサル等と契約できる場合は、そういったサービスを頼るのも一つの選択です。
Power Platform学習でおすすめの、無料ハンズオンセミナーや、参考本については、下記の記事も参考にしてください。
最後に
本日は、Power Platformを学ぶメリットや、初心者の学習方法について、パワ実の考えを紹介しました。
最初にハンズオン研修を受けたら、何でも良いのでPower Platform開発を繰り返し実践していくことが重要です。
周りにPower Platform経験者がいれば、是非わからないことは聞いてみましょう!
データベース、アプリ開発、RPA等に必要な基礎知識は、このチャンネルでも発信していきますので、私も皆さんと一緒にスキルアップしていければと思います、